相馬市立日立木小学校・幼稚園

　９月１日は防災の日です。１００年前の今日、関東大震災が発生しました。東日本大震災を経験した私たちは、日頃の備えや訓練の大切さを学びました。今日の給食は、備蓄食です。子どもたちは、水を注ぐだけでも食べられるアルファ米と、冷たいままでも食べられるヒートレスカレー（温めずにおいしい野菜カレー）を食しました。

　備蓄食のレトルト袋は丈夫です。苦労しながら自分で開けました。災害はないほうがいいわけですが、有事の際は、食べ物一つとっても大変です。日頃からの備えと訓練を通して、万が一に対応できるようにしたいものです。また、日頃、当たり前に食べられる食事にも感謝したいものです。

　国語科では、読む・話す・聞く・書く・漢字等、社会で生きる上で大事な基幹能力を身に付ける学習をします。その中でも、話す・聞く学習として「ディベート」があります。写真は、「人にお勧めするなら犬？猫？」をテーマに、それぞれの特徴を整理し、相手に分かりやすく話す、または質問することを実際に演習形式で２グループに分かれて討論しました。感情的にならず、自分の考えを具体的に、整理して話すことは大人でも難しいですよね。

　幼稚園も本日から２学期が始まりました。全員元気に登園できたことがすばらしいです。２学期には、お月見会やポプラっこ発表会など楽しい行事が待っています。また、実りの秋を迎えます。春に植えたサツマイモを毎日お世話をしてきた分、豊作を期待しています。

　子どもたちに、サツマイモはどこにできるの？と聞いてみました。年長さんは「土の中！」と答えましたが、年少さんは「？」。目には見えない地下の世界に気付きながら芋ほりができるといいですね。

　学級には係活動があります。学級で集団生活をする中で様々な仕事を分担し合うことで、責任感や進んで仕事をする大切さを学ぶことが目的です。係活動の内容ややり方は学級ごとの実態や個性があります。写真の学級では、新しい係のメンバーが自己紹介しています。周りの友だちも体を向けて聞こうとしています。

　係のポスターもあります。メンバー名や仕事の内容、めあて等を簡潔に記載して掲示することで活動の際に確認しやすくします。このような係活動を１年生から系統的に行うことで自治的、自発的な学級づくりを目指しています。保護者の皆様、お子さんに、２学期はどんな係になったの？またはやりたいの？と聞いてみてください・・・。