食べる力は生きる力

 食育という学習があります。幼稚園でも1学期に、いろいろな色の食べ物を食べることが身体によいことを、お弁当づくりごっこを通して学びました。写真は、先日1年生で実施した「やさいのちからをしろう」という食育の授業です。市の栄養教諭と学級担任がチームティーチングで、野菜のパワーや野菜の上手な摂り方等について指導しました。野菜を食べると、お肌つやつや、元気もりもり、おなかすっきり(快便)、病気に負けない抵抗力・・・いいこといっぱいですね。年間計画により、全学年が食育の学習を行います。食べる力は、生きる力ですから。

稲穂垂れるバケツ稲

 5年生が総合の学習で栽培しているバケツ稲の稲穂が垂れてきました。まだ残暑が続いていますが、季節は秋を迎えようとしています。稲の実が結び、重く垂れてくるように、子どもたちのがんばりも実を結び、大きく成長する秋にしていきたいと思います。

1人1台タブレット

 授業では、子どもたちが「1人1台タブレット」を使った学習活動が行われています。写真は2年生の算数科で、まとまりで数えれば数が分かりやすいことを学んでいます。子ども個々の工夫した数え方をタブレットで写真に撮り、大型モニターに映しながら説明しています。これまでは、ホワイトボードに書き換えたり、黒板に描いたりして発表していましたが、今は瞬時に全員で共有できます。便利で効率的になりました。

 タブレット使用には課題もあるかと思いますが、全授業で使うのではなく、目的に応じて使う・使わないを明確にし、これまで通り話し合ったり、ノートに書いたりする活動も引き続き大事にしています。子どもに、ICT機器等を使いこなす情報活用能力を育てることは、既に必修となっています。モラルの指導と併せて計画的に指導していきます。

中学生がやってきた

 向陽中学校の職場体験事業として、小学校に2名、幼稚園に4名の中学生がやってきました。2日間、子どもたちと接しながら、先生として働くことについて、何かを感じてもらえたらと考えています。初日の午前は、緊張もあり、うまく子どもに話しかけられない姿が見られましたが、徐々に子どもと一緒に遊んだり、話したりできるようになってきました。

 園児や児童にとっても、教室に中学生がやってくるのは新鮮です。昨今、教職員の働き方についてニュースになっていますが、子どもを育てるという、先生の本質について気付かされる職場体験事業でした。